2005年 06月 05日
別府3大秘湯の1つである鍋山の湯。過去2回のアタっクは悪路に阻まれ,失敗。過去の失敗を教訓に,今回はへびん湯との分岐点あたりに車を置いて,歩いてアタックすることにした。しかし,なぜか,悪路のはずの鍋山への道が今回はデコボコもなく平坦な道だった。後に,聞いたところによれば,野焼きのために自衛隊が整地した後だったとのこと。ちょっと損した気分だが,別府の街を眺めながら,山道を登るのも悪くなかった。
さて,しばらく山道を登ると,鍋山温泉郷の石碑のある地点へたどり着いた。そこには5台ほどの駐車車両が・・・。思ったよりも,訪れる人が多いことに驚いた。石碑から更に10分弱歩くと,やや開けた場所に,石灯篭があり,その奥に黒く濁った湯溜まりがあった。よく見ると,ホースで引き湯されているようであった。 泥湯の浴槽は2つあったが,まずは上の浴槽に,着たばかりの服を脱ぎ浸かる。こちらはサラリとした感じの泥湯。次に,下の泥湯にも浸かってみると,こちらの方が重い粘土質の泥湯であった。泥湯の浴槽は,注ぎ口付近ではかなり熱く,火傷しそうな場所もあった。 別府市街を一望できる野湯で,全国でも数少ない泥湯に巡り会えるとは,非常に貴重な体験をした。機会があれば,また訪れたい。
by aoba-yoshiki
| 2005-06-05 23:17
| 別府
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